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霊峰富士が育む奇跡の水:その神秘と恵み

日本の象徴、富士山。その雄大な姿は、古くから人々を魅了し、芸術や信仰の対象となってきました。白い雪を頂に戴き、四季折々の表情を見せる富士山は、まさに日本の心のふるさとと言えるでしょう。しかし、富士山の魅力は、その美しい景観だけではありません。富士山は、長い年月をかけて、私たちに貴重な「水」の恵みをもたらしてくれる存在でもあるのです。

富士山に降り注いだ雨や雪は、長い年月をかけて玄武岩層を浸透していきます。その過程で、様々なミネラルを吸収し、自然のフィルターによって磨き上げられた地下水となります。この地下水は、まさに「奇跡の水」と言えるでしょう。

今回は、富士山の水にまつわる様々な物語、そして、その恵みを受けた静岡県富士宮市の富士錦酒造についてご紹介します。

富士山の水:神秘のベールを脱ぐ

富士山の水は、ただの水ではありません。そこには、多くの秘密が隠されています。例えば、健康に良いとされるバナジウムが豊富に含まれていることはご存知でしょうか?バナジウムは、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げたりする効果があるとされ、近年注目を集めているミネラルです。

また、富士山の水は、カルシウムやマグネシウムなど、様々なミネラルがバランス良く含まれています。このバランスの良さが、富士山の水を美味しく、そして健康に良いものにしているのです。さらに、硬度が低い軟水であることも特徴です。そのため、口当たりが柔らかく、まろやかで、お茶やコーヒーなどにも最適です。

富士山の水:二つの顔

富士山の水は、大きく分けて「湧水」と「伏流水」の二つに分けられます。

地表に湧き出した湧水は、その場で飲むことができ、清涼感抜群です。富士山麓には、柿田川湧水群など、多くの湧水地があり、訪れる人々に感動を与えています。透き通る水の流れを見ていると、心が洗われるような気持ちになるでしょう。

一方、伏流水は、地表に出ることなく、地下を流れる水です。長い年月をかけて地層を浸透してきた水は、不純物が少なく、非常に綺麗です。富士山の伏流水は、飲料水や酒造りなど、様々な用途に利用されています。

富士山の水:人と自然の調和

古くから、人々は富士山の水と深く関わってきました。農作物を育てるための農業用水、生活用水として、そして、神聖な水として、富士山の水は人々の暮らしを支えてきたのです。

しかし、近年、環境問題の影響で、富士山の水量や水質が変化しているという指摘もあります。降水量の減少や開発による影響など、様々な要因が考えられます。富士山の水を守るためには、私たち一人ひとりが環境問題に関心を持ち、保全活動に取り組む必要があります。

富士錦酒造:富士山の雪解け水で醸す銘酒

静岡県富士宮市に位置する富士錦酒造は、富士山の伏流水を仕込み水として使用し、高品質な日本酒を造り続けている酒蔵です。創業は江戸時代中期。以来、富士山信仰が盛んだったこの地で、「神の水」として崇められてきた富士山の伏流水を大切に守りながら、酒造りを行ってきました。

富士錦酒造の日本酒は、富士山の伏流水の恩恵を受け、まろやかで、すっきりとした味わいが特徴です。酒造好適米である山田錦を中心に、地元静岡県産の米を積極的に使用し、伝統的な酒造りの技法を守りながら、常に新しい技術やアイデアを取り入れています。

代表的な銘柄には、「富士錦 純米吟醸」、「富士錦 特別純米」、「富士錦しぼりたて原酒」などがあります。それぞれに個性があり、富士山の伏流水の味わいを最大限に引き出しています。

富士錦酒造では、酒蔵見学も受け付けており、日本酒造りの工程を見学することができます。見学を通して、富士山の水と、それを活かした酒造りの奥深さを知ることができるでしょう。また、併設の売店では、様々な種類の日本酒を購入することができます。

まとめ

富士山は、美しい景観だけでなく、貴重な水資源をもたらしてくれる存在です。富士山の水は、長い年月をかけて自然のフィルターで磨き上げられた、まさに「奇跡の水」と言えるでしょう。

富士錦酒造は、その富士山の伏流水を仕込み水として使用し、高品質な日本酒を造り続けています。富士山の恵みを受けた日本酒を味わい、富士山の自然の力を感じてみてはいかがでしょうか。

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